介護福祉士に求められる能力とは?

介護福祉士になるためにはまず介護福祉士という国家資格を取得しなければなりません。国家資格?この時点で諦めモードになる方が大勢いますが、この資格は大変取得しやすく今もっとも需要が高いものなのです。

 

国家資格というだけで、猛勉強!!というイメージがありますが、実際には半年間ほどの学習でほぼ習得できます。受験前までに3年間の介護実務経験の実績が必要な試験ですので、その3年間で介護福祉士に求められる能力を培っていくことになります。

 

その能力が身についたころ、介護の仕事の場だけでなく日常生活の人間関係が円滑になったという話をよく聞きます。

 

まず、いろいろな人間性を受け入れられるようになります。たくさんの高齢者に接していくうちに、たくさんの生き様を知り理解するようになります。今まで、「こういう人とは付き合えない」とバリアを張っていた心もいつしか心のドアが緩みオープンにしておくことができるようになります。最初は仕事だからと割り切ってしていたことも、普通の生活の場でもいろいろな人を理解できるようになるのです。

 

また、人の話を聴く能力が高まります。人は自分を分かってほしい動物です。高齢者は特にそうです。認知症の方が何度も何度も話をしてくる場合、それこそが自分の人生の中で最も印象に残ったことであることが多いのです。そんな時はじっくり話を聴き共感することで相手との信頼関係を築くことが出来ます。

 

また、冷静さを持つ能力も必要になります。介護の現場では、高齢者の容態が急変したり、時には思いがけない行動をとる場合があります。そのような時に介護者がパニックにならないように常に冷静でいなければなりません。

 

介護福祉士は、資格を取ったらすぐに本当の意味での介護福祉士になれるわけではありません。もちろん強い責任感を持って従事しなければなりませんが、最初は戸惑うこともあるでしょう。しかし、厚い心を持って介護福祉士を続けていくうちに十分その能力はついてくるものです。