介護福祉士とは?

介護福祉士とは、介護福祉士養成施設等で所定の科目を履修して卒業した方、介護福祉士国家試験に合格した方が、その旨を厚生労働省での登録を受けて初めて該当者となります。

 

1970年代は高齢者の介護は行政が行っておりましたが、加速する高齢社会に対応するため、1987年に社会福祉士及び介護福祉士法が創設されました。

 

翌年には介護福祉士養成教育が短期大学や専門学校で始まりました。これが介護福祉士の誕生ということになります。

 

その翌年には介護福祉士国家試験が行われるようになり、現在の登録数は100万人を超えています。まだ介護の仕事を行政で行っていた頃、患者に必要な身の周りのことは主に国で働く老人家庭奉仕員や、看護師、家族などで補ってきました。

 

しかし、患者である高齢者のお宅に奉仕員が出入りすることは家の恥であると考える傾向にありました。また、看護士がする患者のオムツの交換などの時間を無駄に感じたり、家族の仕事としてとらえるにも少し無理がありました。

 

そこでそれを全部仕事として引き受けることになったのが介護福祉士なのです。介護福祉士の存在でたくさんの方の精神的身体的負担が軽減され、みるみる間に需要が増えました。後に介護福祉士より少し仕事の内容が簡単になる、ホームヘルパー制度が成立してからは徐々に介護職が増えました。

 

介護福祉士は、ホームヘルパー(現:介護職員初任者、介護職員実務者)のお手本になる存在です。介護の世界に入ると誰もが介護福祉士を目指します。

 

介護職員としての実務経験を3年積めば、国家資格である介護福祉士の受験資格を持つことができるのです。介護福祉士になると、利用者の身の回りの世話や生活援助だけでなく、仕事の一環として利用者の相談相手やその家族の相談相手になることもできます。

 

更に実績を積むと、介護福祉士の資格取得学校の講師として仕事ができます。またその先にはケアマネジャーなど介護のトップにたつことも夢ではありません。大変未来の拓ける、これから先最も需要の高い職業です。